2011/09/26

愛おしい実家

久しぶり帰郷した。
目的は愛犬リタをお迎えに。
去年末にパリの家を引き払うのに半月日本にいなかったので、
実家に預けた。その後、展示会準備と震災が続いて、
落ち着くまで預けられていた。気づいたら一年弱。
すっかり実家に馴染んで伸び伸び。

子供嫌いなリタがすっかり
甥っ子くんと仲良しになってくれていて安心。

うちの実家は札幌駅にほど近い場所で祖父がやっていた古い銭湯。
私が高校生の時にサラリーマンをやってた父が継いだ。
古い家を改築して、増築して今の形になったそうだ。

家自体がアンデイークだ。
小さい頃は友達の新しい家とかが羨ましかった。

両親や祖父母の趣味の良さがわからずにいた…

今は当たり前の玄米やたんぽぽコーヒーが日常に並んでいた。
私が中学生になると父はヨガもやっていた。
お腹がベコっと引っ込むくらい本気でやっていて、
家には生姜が浮いたミルクチャイティが常にあって
生姜が入っている事に慣れるまで時間がかかった。

幼稚園の時には一人だけ、マルチカラーのリネンで作られた
スモックを着せられてすっごく嫌だった。
今、みると本当にかわいいスモックなんだけど,,
みんなと同じケミカルなピンクのスモックを着たかった.

その上、もっと変わった強力な祖母もいた。。
これは話がもっと長くなるので、、またのお話で。。

で、こんな変わった家族と古い家より今時の家族とか
新しいマンションとかに憧れてた。

今はここで育って本当に良かった…と思っている。


この天井とライト達が大好きだった。ここを通って自分のお部屋に。

このまんまるなライトが本当に好き。
いつかコネクトのところを直してうちにつけたいな。

古い扉、鏡。
この横に日本舞踊を教える母のお稽古場にもなってる
古い和室が二間つづく。

古いが美しい和室…

向かって左の窓は元外壁にあった窓..
増築してつくったらしいので迷路のような変な形の廊下.
部屋の配置もなんかおかしい…

父の書斎にあった重い机。

美しい和室のライト…

叔父がノルウェーに長く住んでいて、
日本に引き上げる際に引き取った置物や家具、
その後、父の定位置に。。。

北欧特有のオーガニックデザインのオットマン付き。。
これ、誰のデザインか知りたい。いつか私が頂く事になっている。
タンレザーを張り替える予定だけは立てている。

それらの家具と一緒に来たカーテンやライト…
客間にて…

うちのリビングにあるバイキング的な壁の飾り…
この他にも巨大な北欧のキャビネットなどがある。

昔ながらの棚に入った北欧のかわいい人形たち。


父は東京の成蹊大学在学中に茶道にと出会ってから、
器を何年もかけて集めてきている。

実家に帰ると家族は私の料理を食べたがる。
この器達にイタリアンや韓国料理を盛り付けてふるまった。

父の長年愛した湯のみと小皿
萩焼きと備前焼が好きな父…

私の器好きは父からきたもの…
実家に住んでいた時は父の晩酌のおつまみを作るのが私の役目だった。
この素敵な器にまだヘタクソだった私の料理を乗せると
それなりに見え、嬉しくって色々作ったのを覚えています。

今の自分があるのは家族とこの愛おしい実家があったから…と
改めて見つめられた今回の帰郷でした。

2011/09/16

cocofuku告知…

明日9/17,18トークショーやります..
女優 霧島れいかさんと秋冬のcocofukuのお話や
フォレスト協会の方と森のお話などします。
伊勢丹3FcocofukuのSHOPにて13:00〜15:00〜.

森への旅のプレゼントもあります。良かったらぜひ来てください。

日曜日は池袋西武3Fでも同じ時間に行いまです。
池袋西武 cocofuku 13:00〜、15:00〜

私がここ6年くらい取材も制限してきているので
人前に出るのが緊張してます…ドキドキ…

秋冬のコレクションのテーマ以外にもcocofukuの服を買うと
2平方メートルの森が守られる仕組みです。

そのお話やHRHでの炊き出しのお話とかしていく予定です…
皆様、ぜひお越し下さい。お話できるの緊張しながらも楽しみです。

cocofuku

もぉぉー緊張してきた…お腹いたい.

2011/09/10

cocofukuのエプロン

私がディレクションさせて頂いている「cocofuku」というブランド…
40代になった自分達の普段着..

家に人を招くのが好きでキッチンにいる時に
このブランドのアイディアが生まれ、エプロンも作りました。
好きな食器も何店舗とかにはセレクトさせて頂いて置いてあります。

キッチンや家、旅、、、女性が生き生きとしている場所や時間..
「ここに福、服がある…」という意味で「cocofuku」です。

震災から半年、今日の読売新聞に4Pの折り込みを入れました。
震災直後のショップのオープン。。。
その最初に作ったそのエプロンを持って被災地に
何度も何度も炊き出しにいきました。



2001年のNY、9月11日に現地でテロに遭遇して
数年、服を作る事が辛くなり、人に会う事も苦痛な数年がありました。
自分を正常な状態に戻して行ってくれた場所は家であり、キッチンでした。

あの3月11日から半年、このタブロイドを出す事にあたって、
最後のページの一部分に「今想うこと」を手紙の様に書かせて頂きました。

「cocofukuのコンセプトは生活を大事にしている人の服…
40代に入って色々な事の優先順位が変化してきた事もあり、
“cocofuku-ここに服、福がある…”という意味で名付けました。
何が大事か、それをブランドや服を通して表現したいと
想い始めた時期に自分の一番すきな時間は旅をしている時、
キッチンにいる時だと感じました。

特に人を招待しておもてなししている準備をしている時間が
一番好きな時間であり、キッチンが一番好きな場所。
cocofukuのコンセプトを思いついたのもキッチンでした.
このブランドで最初に考えたのもエプロンでした。
自分の服に合う機能的なエプロンが作りたかった。

そんなcocofukuがオープンしたのが3月上旬。
その直後に震災が起こった。4月、5月、6月とこのエプロンを
持って何度も何度も被災地に友人達と炊き出しに通いました。
私が手掛けるブランドでこの様な活動に生きるブランドは
なかなかありませんでした。

cocofukuは森や空気に還元したり、
何かを消化や消費しつづけた事に対して、
お返しできる心のあるブランドでもあるんだなと思いました。
母から教わった事、“頂いたら何かをお返しする”という
日本人の美しい礼儀礼節。
その精神を一部ですが、実行できるんだな…と感じております。
まだまだ発展途中のブランドですが、何か新しい優しさの価値観を
模索しながら表現できるcocofukuに育っていくのではと
自分でも不思議な感覚でおります。」

あの!告知させて頂いてもいいですか…

あんまり人前に出ない様にしているのですが,,,

cocofukuでトークショーをやります。
今回のヴィジュアルのモデルでもある女優の霧島れいかさんと。
森の事、空気の事、cocofukuへの想いとか、炊き出しの事も話します.
良かったら来てください。

その日はお店にもおります。
皆様とお話とかできたら嬉しいです。

9月17日  伊勢丹新宿 4F 13:00〜、15:00〜
9月18日  池袋西武  4F 13:00〜、15:00〜  

宜しくお願い致します。

2011/09/07

誕生日に…

引越をして誕生日を迎えた…

誕生日の朝の光が美し過ぎた。
Ipodを入れたら一番聴き語った曲が流れて、すっごく幸せになった。

長年飲んでるブレンドしたハーブティー。夏は冷やしておく…
この色も幸せになる。。。

朝から夕方までクライアントとの打合せや会議が詰まってる..
クライアント先の若いスタッフ達を育てていくのって本当に好きです。
みんな一生懸命で真剣で。。。けなげで。。。
頭と心をフルに使ってキャッチボールしていく。。。

自分の事務所に戻るとパーーーン!と。。。
昔からのスタッフ達が集まってサプライズ。。。
Hamiruのスタッフ、cocofukuのデザイナーmaico,
ずっと私のパターンをひいてくれてる天才パタンナー花本さん,
Triptychの時からのスタッフ達…
あははは。もぉぉぉほんと、ありがとね。。。

東京スタイルのダンディーな社長,,中島芳樹氏より
ドンペリのVintageが届きました…
中島社長の声は低くて響きが心地よくって本当にかっこいいんです。
これからも宜しくお願い致します。

お心使い、本当にありがとうございます。

フォトグラファーの関めぐみさんから「8月の写真館」が届く…
一年前の夏にスタイリストのジャイアンと遊びにいった葉山で
撮ってもらった。。。
コピーライターの広澤さんご夫婦、残念プロデューサーの前田、
ジャイのアシスタントマリィちゃん、そして愛犬リタ♡


関さんが黒いリタのディティールを出すのに苦労した!と言ってた。。。
うふふ。かわいいリタはベロを出しておる。

そしてたくさんのメール、TiwtterやFacebookでの
メッセージ本当にありがとうございました。
すごい量だったけど,ひとつひとつが温かかくて幸せになりました。
一年前のこの写真の時は平気で海に入って、
思いっきり深呼吸して大笑いしてた。

今から、自分が生きているうちにこの状態には戻れない…
愛おしい写真になりました。

震災後より人のつながりが温かく感じます。
毎日に,,まわりの大事な人達に,,,ふんばってくれている地球に…
感謝をこめて。

2011/09/05

House Warming Party 1

素敵で温かい友人達がお料理を作ってくれて
ハウスウォーミングパーティーしてくれています。

この日は「明菜会」
ご存知H&Mの中野明海さんとスタイリスト河部菜津子さん中心に
定期的にご飯を食べていて,,,そのメンバーが集まって祝ってくれた。

美味しいご飯の数々…

前菜はゆいこさんの絶品ラタトゥユ.
この他、アボカドサラダ♡もおいしかったぁ〜。

明海さんからの引越祝いの本物「キャビア」入り冷製パスタ!
見た事のない作り方で裏技もあり,,,さすがの美味しさでした。

菜津子姐さまの「鯛のこぶ〆」家庭料理のレベルじゃない…

AD河原光から…大好きな私の写真をデコレートしてプレゼントしてくれた!
若き日のメイプルソープとパティの写真…
マユちゃんからは素敵なお花と大量のシャンパン

この後、隣人達も集まって幸せな時間でした。

2011/09/01

やさしい鳥肌…

もうちょっと,,,,,
自分らしいペースのライフを取り戻そう…と引越した。

自分でパッキングするの好き。

本棚が一番時間がかかる。
好きな写真集たち。。。魅入ってしまう。

10年以上前に買ったsam haskins 「africa」傑作…


15年前にビクビクしながら買った…その当時から高価すぎて…
でも、宝物…

そして一番、好きなこの一冊…

Helmut NewtonとパートナーのAlice Springの「us and them」

Helmutから見たAliceとAliceから見たHelmut…

彼らを取り巻く人達…
「us and them」

この有名なショットの脇に彼女がいた…
被写体を撮っているのに,,,Helmutは彼女を入れた写真を残している…
このページはやさしくじわぁ〜っと鳥肌だった.

完璧な肉体のとなりに人間味あふれる彼女の魅力…
この関係,,,すごい….素晴らしい…

2人の距離感、尊敬と愛情,,,信頼…
心から羨ましいと思う関係…

Alice Spring すてきだな…

Springってつくし..
同じ「春」だし….ってコジつけ…笑.

って想いにふけてたら,,,ほら,,,全然、作業が進まない…

引越って振り返りますよね…色んな事が…
見たいもの…忘れていたもの…見たくなかったものが今見れる…とか…

自分自身にも今回の引越は意味が深い…のだ…
優しいゆっくりとした鳥肌な瞬間がいっぱいあったこの引越…

と古いけど新しい新居のリビングで、
たくさんの窓から入る風にふかれて
気持ち良くこの日記を書いてる…
この状況にやさしい鳥肌がたつ…

コーヒーおいし。